日本を出国した後でも加入できる&海外居住者も加入できる海外旅行保険

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海外旅行保険

海外旅行中にケガや病気をする可能性

2016年度のジェイアイ傷害火災の契約者データによると、海外旅行中にトラブルにあう確率は3.40%で、これは29人に1人が何らかの事故に遭っているという計算になる。

因みに私の場合、留学中にアイルランドでも何度も病院にお世話になり(←アイルランド留学中は医療費無料の制度に救われた)、数ヶ月のセブ島旅行中も、海で怪我をして病院でお世話になり、去年のスペイン旅行では、行きの機内食で急性胃腸炎になり、ブラジルに到着した時は、肺炎にかかり、その一年後にブラジルで虫垂炎の手術も行なった(←盲腸の手術だけで200万円を超えていた)。統計的には29人に1人しかトラブルに合わないはずだが、かなり何度もトラブルにあった。。。

海外の医療費の目安

海外では自由診療となり、治療費は受診する医療機関や治療内容等によって大きく異なるため一覧はあくまでも目安。

旅行先虫垂炎手術の治療費骨折時の治療費
イギリス(ロンドン)945,000円~1,350,000円135,000円~202,500円
シンガポール1,110,500円~1,676,600円34,300円~53,300円
中国(北京)77,800円~1,556,000円38,900円~311,200円
アメリカ(ホノルル)3,000,000円50,000円
オーストラリア(ゴールドコースト)800,000円48,000円
韓国(ソウル)517,600円~611,700円28,200円
日本600,000円20,000円

(出典:保険市場 URL:https://www.hokende.com)

海外旅行保険(3か月未満)とは?

海外旅行保険の特長は、海外旅行を目的とした旅行期間中であれば、国内でのケガや、家族の救援のための渡航費用なども補償することができることである。また、保険会社によっては、電話による通訳や、海外の病院や施設の予約手配を行ってくれるサービスもあり、こういった補償やサポートを持った総合的な保険が人気がある。

日本から海外への渡航期間が3か月未満の海外旅行保険は、旅行代理店やインターネットで申し込むことができる。地域細分型の保険料が導入されているため、 特にアジア圏への旅行が安く、逆にアメリカのような医療費が高額な国への渡航の際は旅行保険も比較的高い。

保険には様々な種類があり、海外でトラブルが起きると様々な書類や保険会社とのやりとりがあり、それらの対応を考えると日本の保険会社の方が安心できる。しかし、海外居住者の場合、日本の海外旅行保険には加入できない。また、日本在住者でも一度出国すると海外旅行保険に加入することができない。

保険の種類

治療・救援費用の保険

治療・救援費用は日本の健康保険と同様にケガや病気の治療費を補償するもの。欧米諸国の治療費は非常に高額で、特にアメリカ、カナダに渡航する場合は、医療費水準を考慮すると、無制限を選択したほうが安心。

携行品損害

持ち物の破損や盗難に備えるのが携行品損害。保険金額を高額にしても、携行品は1つあたり10万円が限度(乗車券、航空券などの場合は5万円)なので注意。また通常、携行品損害の保険金は時価での支払いだが、一部の保険会社では新価にて支払われるので、発展途上国に行く際は付けておいた方が良い。

賠償責任保険

旅先で人を怪我させてしまったり、レンタル用品を壊してしまった場合に使えるのが賠償責任保険。損害賠償金と訴訟費用等の合計金額が全て受け取れて、自己負担額がない。保険料も非常に安いので、つけたほうが良い特約。

既に発症している病気や怪我のための保険

通常、海外旅行保険ではすでに発症している病気やケガ(既往症)が旅行先で悪化した場合の治療費は補償されないが、一部の保険会社の商品には応急治療・救援費用補償特約が付帯され、300万円までの疾病治療費をカバーできるものがある。ただし、この特約は保険期間が31日以内の契約に適用される。

その他の補償内容

  • 旅行中の病気により死亡した場合のための補償
  • 航空機が遅れたために、予定していなかった宿泊代や食事代の負担が発生した場合のための補償
  • 航空会社に預けた手荷物の到着が遅れたことにより、着替えなどを購入した場合のための補償
  • 旅行中にケガや病気で入院し、家族が現地に駆けつけた場合の費用のための補償

保険会社のそれぞれの商品によって様々な内容がカバーされているので契約する場合は、何が付帯しているのかを必ず確認する必要がある。

海外居住者が加入できる海外旅行保険

海外居住者の場合、現地の旅行代理店で保険に加入することが可能だが、代理店の連絡先を調べて、そこに見積もり依頼をして、それから申し込んで・・・と少々面倒。そこで、海外居住者や世界一周旅行やワーホリで一度日本を出発した人も加入できるオンラインの保険がこちら。

グローブパートナー(Globe Partner)

ドイツのアリアンツ社のグローブパートナーという保険。サイトも日本語表記で、パリにいる日本人スタッフが日本語で対応してくれるため英語が苦手な人でも安心して加入できる。 医療費カバーがメインの保険で、携行品損害は上限額が決まっている(ワールドノマドは携行品損害が充実している)。価格がとても安いのが魅力。

【World Nomads公式HP】https://www.acs-ami.com/jp/globe_guarantees-jp.php

さっぺ
ブラジル居住者がキューバに渡航する際は、EU以外 → EU以外を選択、渡航国にキューバを選択する。この場合、アメリカに立ち寄った際の怪我や病気もカバーされる。オンラインで5分で加入することができ、すぐに英文の海外保険証明書がメールにて送られる。価格はワールドノマドの半額以下だった。

実際に、飛行機に乗った際にスーツケースが壊れて出て来たので、保険を使おうとしたが、申請したところ以下内容が届いた。航空会社の損害賠償がなかったため保険に加入したが意味がなかった。。。

ご加入いただきました保険の手荷物損傷の補償は、
居住国を出発して渡航先に着くまでの往路と、
渡航先から居住国までの帰路でのスーツケースの損傷あるいは紛失の際に
航空会社からの損害賠償の補足分を返済する内容となっております。
航空会社からの損害賠償がない場合は介入できかねますため、ご注意ください。

ワールドノマド(World Nomads)

World Nomads(ワールドノマド)は、オーストラリアの保険会社で24時間365日オンラインで申し込みが出来る海外旅行保険で、海外からも入れる保険として、ワーホリや世界一周旅行者、海外居住者に人気の保険。ワールドノマドは海外旅行出国前は勿論、出国後も加入できる。地域細分型の保険料で、保険加入期間、渡航先に合わせた料金設定で無駄がない。また、後から保険期間を延長することができるので、急な予定の変更にも対応できる。グローブパートナーより加入金額が高いが、加入条件もなく、手厚い補償を受けることができる。

見積もりをするとStandard PriceとExplorer Priceが表示され、「View full description of coverage」の「view」をクリックすると保険内容の詳細が表示される。僅かな差額で補償内容が大きく変わる。

1ヶ月の欧州エリアの大体の保険料は$150(約16,000円)、1ヶ月の米国に滞在する場合の大体の保険料は$200(約22,000円)。

※ もし病気や事故、盗難にあってしまった場合はワールドノマドに保険金を請求できるが、保険金を請求する際、1件につき100ドルの免責金額が保険金から引かれる。

【World Nomads公式HP】https://www.worldnomads.com/

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