【バミューダ諸島】基本情報・バミューダの歴史・ベストシーズン・ショッピング情報など

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バミューダ諸島(Bermuda )

バミューダ諸島はどこにある?

バミューダ諸島は、北大西洋にある約150のサンゴ礁と岩礁からなる島で、イギリスの海外領土の一つである。首都のハミルトンは、人口3,000人で都市というより町ほどの規模。第2の町は同島にあるセント・ジョージ。アメリカ大陸最古のイギリス植民地で、その中心にある面積約39㎢で一番大きな島のバミューダ島が政治経済の中心となっている。

船や飛行機がその海域に入ると忽然と姿を消す「魔の海峡」や、最近では「タックスヘイブンの国」という代名詞がつけられているが、ニューヨークから飛行機で2時間で行けるセレブが集まるリゾート地としても有名である。

バミューダ諸島の基本情報

カリブ海に浮かぶバミューダ諸島のビーチの砂は、世界でも珍しく、赤いサンゴの破片が砂浜と混じりあってピンク色をしている。イギリス領でもあるバミューダ諸島の街並みは、17世紀の古い建物と、白い建物を基調として水色、ピンク、黄色とカラフルなパステルカラーの建物が立ち並び、観光客を魅了している。歴史的景観を残すために電線や電話線、ガスの配管が見えないように地中に埋められ、街頭は街が栄えていたころの様式をそのまま用いている。

ダイビングのスポットとしても非常に有名で島周辺には無数のダイビングスポットがあり、免許がなくても体験ダイビングができる場所やシュノーケリング、カヤック、ジェットスキーやセイリングができる場所が多々ある。バミューダならではの沈没船を見に行くスキューバダイビングツアーなどもある。また、セレブな観光客が多いので、島にはスパを楽しめる場所がいくつかある。バミューダ諸島でしか堪能できないグロットベイビーチリゾートのナチュラルスパやクリスタルブルーの湖を見ながらのスパが人気。

歴史

1609年に、イギリスから北アメリカのバージニアへ向かう8隻の船がバミューダ沖でハリケーンに襲われ、130人を乗せたシー・ベンチャー号がバミューダのリーフに座礁。辿り着いたイギリス人たちは、この地に住居を作ると同時に島の木を切り2隻の船を作った。1610年にこの船でアメリカバージニアに向かい出向。無事辿り着いたシー・ベンチャー号の船長だったジョージ・ソマーズは、1612年に新たな入植者60人のイギリス人を連れてバミューダ入植した。

1684年にはロバート・ロビンソンが総督となり、正式なイギリスの植民地となった。首都がハミルトンに遷都される1815年までは、セント・ジョージがバミューダの首都として機能した。バミューダ議会が置かれたステイト・ハウス、ターカー・ハウスやセント・ピーター聖堂など多くの歴史的建造物が現存し、その歴史を今に伝えている。セント・ジョージ港内にあるオードナンス島には、座礁船の乗員たちによって造られたデリバランス号とジョージ・ソマーズのブロンズ像が設置されている。

世界一物価が高い国

バミューダでの通貨はバミューダ・ドルでUSDと1対1なので、 USDがそのまま使える。島国で、輸入品に関税がかけられているため物価が高い。物価指数としては日本の1.65倍で、どのデーターを見ても、物価指数は世界で一番高い。一例で、ワンルームの家賃はアメリカの約2.5倍。トイレットペーパー4本で5B$(約440円)、たばこ1箱13B$(約1,400円)、卵12個で1パック13B$(約1,400円)など。トップの写真のThe Lorenホテルはハイシーズンは一泊約15万円〜と何もかもお高い。

気候とベストシーズン

亜熱帯性気候だが、雨期はない。メキシコ湾流の為に温暖である。

【ハイシーズン】5月から10月上旬の夏が、バミューダ諸島のハイシーズン。最も暑いのは7月から9月で、この時期は欧米やカナダから多くのセレブが訪れ、街は観光客でとても賑わっている。ただ、6~11月のハリケーンシーズンでもあるので注意。

【ローシーズン】11月下旬から4月の冬は、平均気温が20度を下回り、肌寒い日も多いため、旅行者は南のカリブ海に行ってしまい、島はかなりガラガラになる。バミューダは、カリブ海の島々と違って緯度が高いので、海が一年中楽しめる訳ではなく、この時期はホテルの値段は下がるが、閉まってしまう見どころやレストランもあるので注意。

魔の海域と呼ばれるバミューダ海峡

バミューダトライアングル(魔の海域)は、アメリカのフロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域のことをいう。100年以上前からバミューダ海峡を通る100を超える飛行機や船、またはその乗務員が消息不明になったという話があり、「魔の海域」と呼ばれている。

バミューダへのアクセス

日本人は、観光目的で3ヶ月以内の滞在の場合、バミューダ諸島入国時にビザを取得する必要はない。バミューダへの行き方はクルージングか飛行機。

【クルーズ】
カリブ海と言うとクルーズ観光が有名で、1日3食の食事はもちろんカジノやショー、エステ、プール、ジャクジーなどが楽しめる優雅な旅が人気。費用は3泊4日で800US$(約88,000円)からあり日程、客船によっても異なるが、シーズンによっては大幅に旅費を抑えた旅が楽しめる。

【飛行機】
バミューダ諸島への行き方は、日本からの直行便はなく、アメリカ本土で乗り継ぎ、バミューダ国際空港(BDA)へ向かう。直行便はアメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空、ブリティッシュエアウェイズなど↓↓↓

バミューダの交通事情

バミューダ諸島ではレンタカーというシステムがないため、移動はタクシーかバスかレンタルスクーターになる。観光客のポピュラーなレンタルスクーターは、40US$前後で丸一日レンタルすることができる。バミューダ諸島は、スクーターで問題なく島の端から端まで動けるぐらいの広さであり、パステルカラーの街並みの間と美しい海岸線を走ると爽快感を味わうことができる。因みに、空港からハミルトン市内まで約40US$(約4,500円)。

バミューダ諸島観光スポット

首都ハミルトンではイギリスとアメリカの文化が入り混じった独特の文化が見られ、7世紀の古い建物とパステルカラーの組み合わせが見事な街並みを堪能することができる。美しいビーチでのシュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツを楽しんだり、カヤックや、ウィンドサーフィン、ホエールウォッチングもできる。バミューダ諸島は森林の自然にも恵まれており、多様な生物が生息する保護区でのバードウォッチングやトレッキングやゴルフも人気。

観光スポットに関する詳しい情報はこちらをチェック↓↓↓

バーミューダ諸島ショッピングスポット

19 Maritime Lane, Royal Naval Dockyard MA BX バミューダ諸島

4 Freeport Rd Royal Navy Dockyard Sandys, バミューダ諸島

14 Water Street, St.George's, St.George's, バミューダ諸島

6 Clock Tower Parade, バミューダ諸島

バミューダにはクルーズ船が寄港することもあり、お土産屋さんやショッピングモールも充実している。ピンクの砂から作ったジュエリーなどバミューダ特有のお土産や、本場のバミューダパンツを買うこともできる。バミューダのオススメショピングスポットをご紹介。

バミューダ・クロックタワーモール(Bermuda Clocktower Mall)

バミューダ西部のメインショッピングモールで、約25店舗が入っている。1850年代にイギリス海軍の造船所の倉庫として使われていた。両側にある2つの時計塔は、1つは現在の時間、もう1つは満潮の時刻を表している。ブティックに香水やジュエリーなどはもちろん、バミューダのピンクのコテージを模した置物や木を削って作ったボックスや民芸品が売られている。

【名称】バミューダ・クロックタワーモール(Bermuda Clocktower Mall)
【住所】6 Clock Tower Parade
【公式HP】https://www.bermuda-attractions.com/bermuda_00028b.htm

サマーズ・ワーフ・バミューダ(Somers Wharf Bermuda)

ウォーターストリートにあるこのモールは、街の中心地キングススクエアからのアクセスが良い。かつては造船施設として、バミューダを通過した船の石炭充填場として使用されていた。このショッピングモールはバミューダらしいアイテムが充実しており、バミューダパンツや、バミューダのビーチに流れ着いたガラス瓶や陶器から作られたシーグラスのお店などもある。

【名称】サマーズ・ワーフ・バミューダ(Somers Wharf Bermuda)
【住所】Water St.
【公式HP】https://www.somerswharf.com/

バミューダ・クラフト・マーケット

民芸品や手作りアートが好きな方にオススメのバーミューダ・クラフト・マーケット。古いビルにあるショッピングモール内には、バミューダの地元職人による半貴石やワイヤーで作られたジュエリー、絶妙な花の絵画、キャンドル&スタンド、ジャム&ゼリー、地元産のハチミツなどが販売されている。小銭入れなど地元職人の指導のもと、自分で作品づくりに挑戦することもできる。

【名称】バミューダ・クラフト・マーケット/ Bermuda Craft Market
【住所】Bermuda 4 Freeport Rd Royal Navy Dockyard Sandys
【公式HP】http://bermudacraftmarket.com/

バミューダ・ラムケーキ・カンパニー

バミューダお土産の定番の「ラムケーキ」。バミューダ・ラムケーキ・カンパニーでは、10種類以上のラムケーキを揃えており、購入前に沢山の種類のサンプルを試食できる。紅茶やジンジャー、バナナ、コーヒー等様々なフレーバーがあるが、6種類のラムケーキを組み合わせたバラエティーパックが人気。

名称】バミューダ・ラムケーキ・カンパニー/ The Bermuda Rum Cake Company
【住所】19 Maritime Lane | Royal Naval Dockyard, Hamilton MA BX, Bermuda
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