クスコの基本情報とマチュピチュへの行き方・ホテル・レストラン情報

【世界遺産】クスコ（Cusco）

クスコってどこ？

クスコはペルー南部のアンデス山脈の中にある標高3,400mにある高山都市。

インカ帝国の首都クスコとは？

「クスコ」とは、ケチュア語で「へそ」を意味する。13世紀頃から16世紀にかけて栄えたインカ帝国の首都だったこの街には、帝国内のあらゆる地方から人々が集まり、まさに世界の中心と言われていた。 16世紀からはスペインに支配され、インカ時代の建物は破壊されてしまったが、インカ帝国時代の強固で緻密な石組みや、スペイン植民地時代につくられた白壁と赤い屋根の家、教会も多く残っており、美しい街並み形成している。インカとスペインの建築物が融合した赤レンガの歴史ある街並みには独特の雰囲気が漂い、1983年に「ユネスコ世界遺産」に登録された。

クスコの気候・ベストシーズン

標高3,300mのクスコの気温は年間を通じて変化が少ない。山岳地帯のクスコの気候は、乾季（4〜10月）と雨季（11〜3月）に分かれる。乾季は、雨が少なく過ごしやすい時期だが、日中は日差しが強く気温も上がり、朝晩はかなり冷え込む。雨季は雨が多くなり、豪雨に見舞われることもあり、マチュピチュ行きの列車が止まることも稀にある。 6〜8月は0℃以下まで冷え込むことがあるため、この時期にクスコを訪れるには防寒着が必要になる。クスコ観光のベストシーズンは、雨が少ない乾季の4〜10月。

高山病に注意

標高0メートルのリマから、標高約3,300メートルのクスコへ行くと高山病にかかる人がいるので、高山病の薬を飲んだり事前に対策をしておいたほうが良い。高山病対策としては、出来るだけ体を締め付けすぎる服を着ないようにし、アルコールを控え、食事も腹八分目を目安に食べ過ぎないようにしたほうが良い。

リマからクスコへ

リマからマチュピチュの玄関口クスコへ行く方法はバスまたは、飛行機。バスだと20時間以上山道を走って往復約7,000円〜。飛行機だと1時間25分で到着して安い便だと往復約1万円〜。殆ど料金は変わらず、飛行機の便数もバス並みなので、飛行機がオススメ。

【飛行機の場合】リマのホルヘ・チャベス国際空港（LIM）からクスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港（CUZ）へ向かう。毎日約20便出ている。

【バスの場合】直接バスターミナルでチケットを購入することができるが、乾季は当日券がない場合が多いので前もってネットで購入しておいた方が良い。日本人も使うバス会社としてはOltursa（オルトゥルサ）とCRUZ DEL SUR（クルス・デル・スール）が有名。

クスコ空港から市内への行き方

空港を出ると呼び込みをしているタクシー運転手が多数いる。空港敷地内のタクシーの呼び込みを無視して、空港の敷地外の道路に走っているタクシーを捕まえると5〜20ソレスでクスコ市内まで行ける。直接コレクティーボでオリャンタイタンボに向かう場合は、クスコ中心街のパビートス（Pavitos）（住所：Pavitos 527, Cusco, Peru）までタクシーで行き、そこからコレクティーボに乗る。節約志向なら、空港の敷地の外にあるバス停からアルマス広場方面行きバスが出ているのでそれに乗って4ソルで市街地へ行ける。

さっぺ

クスコに到着すると、クスコ空港Free WiFiが表示されるのだが、全く繋がらなかった。空港のFree WiFiは使えないと思っていた方が良い。

さっぺ

空港の敷地内でタクシーに乗ると、ほぼ100%ぼったくられると聞いていたが、私は一人旅で一歩も歩きたくなかったので、気にせずタクシーに乗ったら相場6〜10ソルに対し60ソル取られたので、相当ぼったくられていた。

さっぺ

Uberが走っているので、インターネットが使える場合は、空港と中心街までの移動はUberを使うのがおすすめ。

クスコからマチュピチュへの行き方

 クスコ（ポロイ駅）→ 列車でマチュピチュ村

クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港からポロイ駅まではタクシーで約30〜40分、クスコ市街地からポロイ駅まではタクシーで約20分の距離。ポロイ駅から列車に乗ると、その後乗り換えも無く１本（片道約4時間、80ドル～）でマチュピチュ村へ行ける。オリャンタイタンボ遺跡などに興味がなく、楽にマチュピチュに行きたい人におすすめのルート。 ※ 列車は、クスコの空港にペルーレイルが入っているのでそこで購入することもできるが、予約でいっぱいの日もあるので前もってネット予約をしておいたほうが良い。

クスコ → オリャンタイタンボ駅 →列車でマチュピチュ村

クスコからオリャンタイタンボまでの行き方は、プライベートのタクシーを利用してホテルからオリャンタイタンボ駅まで行くか、パビートス（Pavitos）へ行き、混乗のバス（10ソル）か混乗のタクシー（15ソル）でオリャンタイタンボの中心地まで行き、そこから10分ほど下ってオリャンタイタンボ駅に向かうかである。 ※ 列車は、ポロイ発よりも便数は多いが、前もってネット予約をしておいたほうが良い。

クスコ → 水力発電所 → 徒歩にてマチュピチュ村

「スタンドバイミー」と呼ばれるルートで、クスコから水力発電車までコレクティーボ（バス）で6～7時間かけて水力発電所を目指し、最後は線路沿いの10kmもの道のりを2～3時間トレッキングしてマチュピチュ村を目指すルート。非常に安いのでバックパッカーが選ぶルート。クスコから水力発電所は、現地のツアー会社で申し込むので、交渉次第で更に安くなる。

クスコ旧市街地の観光情報

クスコ旧市街地と聖なる谷（ウルバンバ）の観光スポット特集と
クスコ観光で使えるお得な周遊券の情報はこちらから↓↓↓

旅ログ

 

3 Pockets

【クスコ】インカ帝国の首都クスコ旧市街地と聖なる谷（ウルバンバの谷）の観光情報

https://sappechan.com/2018/12/14/cusco-2

クスコの基本情報クスコの基本情報とマチュピチュへの行き方・ホテル・レストラン情報はこちらから↓↓↓クスコ観光で使える周遊券遺跡巡りの際使えるお得な周遊券出典：【Costuc公式サイト】http://cosituc.gob.pe/tarifario/クスコには、クスコ市内と近郊にある16の遺跡全てに入場できる周遊券と、これらの遺跡を3つのエリアに分けて、そのエリアの遺跡のみに入場できるチケットの4種類の周遊券が販売されており、目的にあったチケットを購入することができる。チケットはアルマス広場の観光案内所や最初に入場する遺跡や施設で購入する...

クスコおすすめレストラン

クスコは観光客が多く、レストランやホテルもとても充実している。旧市街地には、ロモ・サルタード・セヴィーチェ・チュレータなどのペルー伝統料理を食べられるお店から、とても美味しい多国籍料理のレストランまで、リーズナブルなレストランから高級レストランまでなんでもある。

ペルーで有名なお酒は、ピスコサワー。ブドウの蒸留酒ピスコ、卵白、レモン、砂糖を入れてシェイクしたカクテルで、卵白を入れている為できる上部にある白い泡ができる。こちらのどこのレストランでも飲むことができる。

セヴィーチェ・シーフード・キッチン

ペルーを代表する料理の一つがセヴィーチェ（魚介類をレモンで〆て、タマネギと和えたマリネ）。アルマス広場に面している場所に、セヴィーチェの有名店がある。生魚と玉ねぎのマリネに、サツマイモが添えられている「Traditional Ceviche」と、生魚と、タコ、エビ、イカに、サツマイモが添えられている「Tsunami」が人気。

オーガニカ

アルマス広場から徒歩4,5分に位置するオーガニカ。TripAdvisorで常に上位なので外国人観光客が多い。お花が添えられたサラダや野菜のラザニアなどヘルシーメニューが多数ある。セヴィーチェやアルパカのステーキなどペルー料理も楽しめるお店。

観光中にどうしても日本食が食べたくなって口コミが良かったクスコのRestaurant Japones Bojosan（慕情さん）に入った。うどんは粉っぽく、食べられなかったので、日本食が恋しくなったら迷わず「きんたろう」に行った方が良い。日本語が通じるお店で、うどん、親子丼、かつ丼、お寿司などメニューも充実している（公式サイトからメニューと金額を確認できる）。

クスコでおすすめのホテル

ベルモンド パラシオ ナザレナス

出典：booking.com


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※ こちらに日程を入れると、ベルモンド パラシオ ナザレナスの写真を見たり、その日の金額の確認をしたり、予約ができる。アルマス広場から徒歩5分に位置する。かつての宮殿と僧院だった建物を改装したできたホテル。石積みの回廊や噴水のある中庭など、歴史的な風格でアンティークにもこだわっている。客室は全室スイートで、窓から素晴らしい眺めを楽しむことができる。

JW マリオット エル コンヴェント

出典：booking.com


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※ こちらに日程を入れると、JW マリオット エル コンヴェントの写真を見たり、その日の金額の確認をしたり、予約ができる。こちらもアルマス広場から徒歩5分以内。レンガ造りに、アーチ型天井、洗練されたデザイナーズ家具など内装が素晴らしいホテル。客室は、すべての部屋にバスタブが付いており、上品でモダンな内装。

パラシオ デル インカ ア ラグジュアリー コレクション ホテル

出典：booking.com


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※ こちらに日程を入れると、パラシオ デル インカ ラグジュアリー コレクション ホテル クスコの写真を見たり、その日の金額の確認をしたり、予約ができる。アルマス広場から徒歩10分ほど下った場所にあるホテル。市内中心の観光は徒歩圏内。客室は、モダンな高級寝具や広いバスルームなど、設備が整っている。スタッフのサービスも良く、ツアー手配も充実している。

【おまけ】スカイロッジ アドベンチャー スイート

マチュピチュの前泊地として知られるウルバンバ「聖なる谷」に位置している崖の上にあるガラスのカプセルホテル。 一泊8万円〜と値段は高いが、崖に設置されている3棟のカプセルにはそれぞれ、ベッド4台とダイニング、トイレなどが完備されており、朝食・夕食とワインのサービスもついている。

宿泊する際は、スカイロッジのカプセルに辿り着くために400mの崖を登る必要があり、ケーブルや鉄の急な階段を使って崖を登らなければならない。カプセルの上は、出られるようになっているので、崖のスリルを体験したり素晴らしい景色を眺めたりすることができる。特に夜は、ベッドに横になるとそのまま美しい星空を眺めることができる。下記のリンクをクリックすると動画でスカイロッジの宿泊の流れが見れる。

マチュピチュ遺跡への行き方

マチュピチュ遺跡への行き方に関する情報はこちらから↓↓↓

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【マチュピチュ】飛行機や列車での行き方や2019年の入場制限改定について

https://sappechan.com/2018/10/24/machupichu

マチュピチュ（Machu Picchu）マチュピチュはどこにある？マチュピチュについてマチュ・ピチュは、15世紀のインカ帝国の遺跡で、アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿った標高2,430mの山の尾根にある。マチュピチュとはケチュア語で「老いた峰」という意味で、山裾からはその存在を確認できないことから「空中都市」や「インカの失われた都市」と呼ばれている。この遺跡は、スペイン人から逃れるために、あるいは復讐の作戦を練るために、インカの人々が作った秘密都市だったともいわれている。マチュピチュのベストシーズン...

チチカカ湖への行き方

チチカカ湖への行き方に関する情報はこちらから↓↓↓

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【チチカカ湖】基本情報やクスコとラパスからのアクセス、観光スポット情報

https://sappechan.com/2018/12/16/titicaca

チチカカ湖（Lake Titicaca）チチカカ湖ってどこにある？チチカカ湖はアンデス山中のペルー南部とボリビア西部にまたがる南米最大の湖。チチカカ湖は、琵琶湖の約12倍の面積（8,300㎢）で最大水深は約281m、41の大小の島々が点在している。チチカカ湖とは？インカ帝国の神話の一つに、太陽神インティがチチカカ湖からインカ初代皇帝マンコ・カパックを世に遣わしたという伝説から、チチカカ湖はインカ文明の発祥地といわれており、数多くの遺跡が残っている。「Titi」は原住民の最も大切な動物プーマ、「Caca」は灰色を意味している。...